**赤福(あかふく)**は、三重県伊勢市の老舗「赤福」が作る、餅の上にこしあんを重ねた伊勢を代表する和菓子です。素朴ながら洗練された味わいで、全国にファンの多い銘菓として知られています。

■ 赤福の特徴
赤福といえば、白いお餅の上に柔らかいこしあんをのせ、あんの表面に入った“3本の筋”が印象的。
この3本の筋は 伊勢神宮を流れる五十鈴川の流れ、白い餅は 川底の小石 を表していると言われています。
素材はとてもシンプルで、
- 北海道産小豆のこしあん
- 国産もち米
- 砂糖
だけ。なめらかなこしあんのコク、やわらかい餅との一体感が赤福ならではの魅力です。

■ 歴史と名前の由来
赤福の歴史は 1707年(宝永4年) 創業までさかのぼり、300年以上の伝統があります。
名前の由来は「赤心慶福(せきしんけいふく)」。
“偽りのない真心で、人の幸せを自分のことのように喜ぶ”という意味の言葉から 赤 と 福 を取って名付けられたとされています。
最初期の赤福は 塩味餡 で、長旅のお伊勢参り客がたっぷり食べられる「食事代わり」のような存在でした。
砂糖が普及するにつれ黒砂糖餡となり、さらに 明治44年の献上品を機に現在の白砂糖の餡 が生まれたとされています。
■ 伊勢との深い関わり
「一生に一度はお伊勢参り」と言われた江戸時代から、参拝客をもてなす菓子として親しまれてきました。
内宮近くの本店では、できたての赤福餅と番茶を味わえるのが人気です。
■ 季節・限定商品も人気
赤福には、季節限定や行事限定の商品も多数あります。
- 赤福氷(夏):抹茶蜜かき氷の中に餅とあん入り
- 赤福ぜんざい(冬)
- 白餅黒餅
- 朔日餅(ついたちもち):毎月1日限定、行列必至の人気行事
こうした季節商品も、赤福の楽しみ方を広げています。
■ 実食レビュー
私自身も赤福が大好きで、販売店を見かけると迷わず購入します。
- あんこはしっかりコクがあり、甘さが上品
- お餅はやわらかく、あんとのバランスが抜群
- 食べ飽きないのに、満足感はしっかり
まさに「見つけたら買い確定」。長年愛される理由がはっきりわかります。

■ まとめ
赤福は、300年以上愛される伊勢の代表銘菓であり、シンプルな材料ながら奥深い味わいが魅力です。
伊勢参り土産としてはもちろん、全国の販売店や催事で見かけたらぜひ味わいたい逸品です。
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